雑文集

一週間を振り返り、雑文を書き連ねていければと思う。

風景

葉巻を吸った。いい男になった気持ちになり、外を歩いた。葉巻が体に合わなかったのか、唐突に吐き気に襲われ、路傍に反吐を吐いた。すれ違った女性はそこに大きな穴でも見えたのかと思うほど、避けて通った。惨めだった。不運が重なり、帰り道に腹痛に襲われた。視界に公園が入り、僕のアナルは弛緩した。しゃがむと同時に出せば、何とか間に合うと思い、平静を装いトイレに駆け込むも、使用禁止の張り紙が張られていた。もう、無理だった。茂みに入り、野糞をした。そんな僕を黒猫が見ていた。以前キャットフードをあげた黒猫だった。惨めだった。

 

翌日公園に昨日の排泄物を見に行くと、小さな石が刺されていた。